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プログラム

3月16日(木)

10:00-10:10 開会式

第1・2会場

10:10-10:50 会長講演

第1・2会場

教授システムとの歩み

座長:池上敬一(三条しただ郷クリニック)

演者:淺香えみ子(東京医科歯科大学病院)

11:00-12:30 シンポジウム1

第1・2会場

インストラクショナル・デザインの普及と効果

JSISHでは、効果が上がらない医療者の教育を改善し、できる医療者の育成を目的に活動をしてきました。その中で、インストラクショナル・デザイン(ID)の考え方によって、既存の教育・学習方法を見直す機会を得ました。IDの理解と普及を進め、多職種の教育への応用を進めてきた15年を振り返り、今後の発展に繋げるために各職種におけるIDの普及とその効果について、それぞれの立場からの報告をもとにディスカッションを行いたいと思います。

座長:鈴木克明(熊本大学) 

万代康弘(東京慈恵会医科大学附属病院)

演者:杉木大輔(獨協医科大学埼玉医療センター)

河邉紅美(愛知県立大学)

藤本哲也(北海道科学大学) 

三上剛人(吉田学園)

12:30-13:15 ポスターセッション1

ポスター会場

13:30-15:00 パネルディスカッション1

第1会場

教授システムにおける「評価」の課題とあり方

効果的かつ効率的な教育・学習支援を目指した活動をする中で、そのキーポイントとなるのが「評価」と考えられます。教授設計が正しく展開されることで、有効な評価を行うことができるはずですが、思うような運営になっていない場合も散見され、その改善に向けて多くの取り組みがされています。教授システムが意味のあるものとして普及するためには、その効果を明確に示す必要があります。そこで的確な「評価」の実施に向け、改めて「評価」の課題とあり方を確認し改善に向けたいと考えます。教育の実際に関わられておいる方々にそれぞれの立場から評価の実際を紹介いただき検討します。

座長:増山純二(令和健康科学大学) 

大石 奨(豊田市消防本部)

演者:池田尚人(昭和大学江東豊洲病院)

望月聡一郎(湘南医療大学)

久間朝子(福岡大学病院) 

西本泰久(京都橘大学)

13:30-15:00 パネルディスカッション2

第2会場

管理者教育システム現状と展望

様々な学習プログラムを検討してきた中で、(看護)管理者の育成は大きな課題ででした。ジョブクラフティングに繋がるクリティカルリフレクションに重点を置いた検討を続け一定の効果を確認してきました。一方で、管理能力の育成の全容について検討をすることはしてきませんでした。15年目の節目を迎えるにあたり、組織内管理者の育成課題を整理していきたいと思います。管理はその職責によって求められる能力が異なる一方で、管理実践において普遍的に共通することや前提として持つべき能力があります。管理者である方々からそれぞれの立場から見える看護管理者育成の状況と今後の期待・展望を発言頂き、教授システムとして扱う課題を見出していきたいと思います。

13:30-15:00 事例検討会1

第3会場

取り組まれた教授設計や教育活動などの事例をプレゼンテーションしていただきます。その内容をより良くするために、アドバイスや改善策の検討を行います。実際の事例が改善されていく過程を共有することで、教授設計のピントを多く得ることができます。1事例に約30分をかけ丁寧に検討します。

司会:万代康弘(東京慈恵会医科大学附属病院) 

講師:鈴木克明(熊本大学)

15:30-17:00 シンポジウム2

第1会場

医療者の心を育てる学びの原理と実践

医療職者となるための学習が基礎教育課程より開始されます。それらを材料として、臨床実践の場で専門職者として実践できるようになっていく過程が存在しています。それらをGOLDメソッドが示す過程として可視化することができます。と同時に、その過程の中には実践者が認知的に組織化していくプロセスが存在しています。その過程に着目し、医療者の心(認知)を育てる教授システムの解説と実際の教授方略としての事例報告から、実践育成の考え方を提案します。

演者:河村宜克(山口労災病院)

15:30-17:00 パネルディスカッション3

第2会場

医療学習デザイナー育成と評価

JSISHの認証資格である医療学習デザイナーの育成が始まり、既に複数名の認定者が輩出されています。改めて、本制度の目的、意義、仕組みをご紹介します。さらに、認定者の実践報告や組織内役割等についての情報を共有していただきます。これらを介して医療学習デザイナーの普及に向けての期待や課題を共有します。

座長:松本尚浩(NexWel恵那地域笑顔共創クリニック) 

中垣 達(川崎市立井田病院)

基調講演:三好雅之(鳥取大学)

河邉紅美(愛知県立大学)

演者:山田紀昭(済生会横浜市東部病院)

15:30-17:00 事例検討会2

第3会場

取り組まれた教授設計や教育活動などの事例をプレゼンテーションしていただきます。その内容をより良くするために、アドバイスや改善策の検討を行います。実際の事例が改善されていく過程を共有することで、教授設計のピントを多く得ることができます。1事例に約30分をかけ丁寧に検討します。

司会:万代康弘(東京慈恵会医科大学附属病院) 

講師:鈴木克明(熊本大学)

座長:津嘉山みどり(大浜第一病院) 

淺香えみ子(東京医科歯科大学病院)

演者:木澤晃代(日本看護協会)

中村香代(国立国際医療研究センター)

井桁洋子(東京医科歯科大学病院) 

座長:大西弘高(東京大学) 

平尾明美(千里金蘭大学)

基調講演:池上敬一(三条しただ郷クリニック)

岡本華枝(岐阜聖徳学園大学)

岩崎景子(東京ベイ・浦安市川医療センター) 

3月17日(金)

9:00-10:00 教育講演1

第1会場

教育カンパニーの矜持から医療者教育への視座を得る

組織の成功はその組織の人にかかっていることは間違いありません。さらに個々人の能力からチーム力への展開など、業種を問わず大きな課題です。医療業界はともすると、自業種のみに目が向きがちで、時に一般企業の取り組みから得た新たな視座によってイノベーションを図ってきました。書籍販売、学習システム、高齢者向け介護事業などの医療福祉分野まで手がけるトップカンパニーにおける組織のトップが社会と自社の接点から考える組織人のあり方、育成のあり方などをお話しいただき、社会の中にある医療を担う医療者育成への視座を頂きます。

座長:淺香えみ子(東京医科歯科大学病院)

演者:五郎丸徹(株式会社Gakken代表取締役社長)

9:00-10:30 シンポジウム3

第2会場

シミュレーション活用の課題と展望

シミュレーションを用いた学習が普及し、様々に活用されています。コロナ感染症対応を経験し、シミュレーションのあり方が見直されたり、テクノロジーの進歩がシミュレーションのあり方に変化をもたらしています。一方でシミュレーションを用いた学習への課題提起もされています。学習方法は、常により良いものへと改善されるものであり、シミュレーション学習も同様です。米国でのシミュレーションを学び、シミュレーションを用いた教授設計・運用を積極的に行っている方々から、現状の課題と展望を伺い、シミュレーションという行動がより効果的かつ効率的な学習教材となるために検討を行います。

座長:奥寺 敬(富山大学) 

阿部幸恵(東京医科大学)

演者:Benjamin Berg(Sim Tiki)

万代康弘(東京慈恵会医科大学附属病院)

川原千香子(昭和大学) 

八木街子(Sim Tiki)

奥寺 敬(富山大学) 

10:30-12:00 シンポジウム4

第1会場

タレントマネジメントと教育ー学習成果を組織運営に活かすマネジメントー

医療の成果を生活者たる対象に還元するために、そこに関わる医療者の施設内教育を行っています。学習の効果は、一律ではないため個々の能力に応じた適材適所の配置が重要になっています。学習成果は学習者個人内に存在するものですが、その活動を上手く引き出し、活用することで組織内人材育成の目的が達せられます。学習によってできるようになってから、役割を与える。もしくは、役割を担えるように育成する。この両者を見据えながら組織マネジメントがなされることで、学習成果が組織運営に寄与することができます。その具体的なマネジメントの視点を共有し、それに沿う人材育成の課題と在り方を共有し、教育の成果を効果的に活かす方策を検討したい。

座長:荒木暁子(東邦大学) 

佐久間あゆみ(東京都済生会向島病院)

基調講演:荒木暁子(東邦大学)

演者:青池英子(関東中央病院)

小松佳子(東京医科歯科大学病院)

津嘉山みどり(大浜第一病院)

10:45-12:00 特別対談

第2会場

医療者教育コースの運営と展望

多くの施設外学習コースが運用されています。コロナ禍において、その開催数は一時期減少しましたが、現在は増加しつつあります。このように、積極的な運用がされている学習コースではありますが、その学習成果が医療の成果としてどのように現れているにかを評価するべき時期に来ていると思われます。多くのコース開発に関わって来られた開発者と教育工学の第一人者によって、現在の医療者境域コースのあり方を再考する場を設けました。今後の効果的かつ効率的な学習コースの運用に繋がる示唆を得たいと思います。

司会:阿部幸恵(東京医科大学) 

講師:奥寺 敬(富山大学)

鈴木克明(熊本大学)

12:00-12:45 ポスターセッション2

ポスター会場

13:00-14:00 教育講演2

第1会場

現場の教育力を高める方策

施設内教育は研修ありきの考え方から、実践できるようになることを目的とする体制に変化しています。実践できるようになるために、実践の場における学びに重点がおかれるようになってきましたが、学びの活性度が高い組織とそうではない組織が生じ、部署格差も見受けられます。そこには、学習環境・風土の違いがあるようです。その影響要因の一つに現場の教育力があります。現場の教育力を高め職場において学習のサイクルが回せるようになるため方策に繋がる示唆を頂きます。現場の教育力という言葉はよく聞きますが、その具体的な内容や仕組み、その仕組みづくりについては部署の組織管理の任されることが多いいことから、教授設計の視点からのアプローチができるようになりたいと思います。

座長:松木薗和也(米盛病院)

演者:増山純二(令和健康科学大学)

13:00-14:30 パネルディスカッション4

第2会場

自立した学習者を育てるしくみ

効果的な学びを続けていくために様々な仕組みの検討がされている一方で、学習者自身が自らの学習の必要性に気づき、自身に合った学習を継続していくことを教授者、学習者共に目指すところですが、その具体的な方策の検討は少ないようです。そのような学習者を育てるために「自立して学びなさい」と言ってしまった段階で自立しているとは言えません。自立に必要な要素を知り、学習者自身がそのことに気づき、学びの歩みを進めていくための仕組みを幾つかの視点から考え、実践に活かしていきたいと思います。学習支援を行っている方々より「自立に必要な要素」「経験学習の視点」「越境学習の視点」「チーム医療の視点」から学習者の自立について報告を頂きます。

座長:苑田 裕樹(令和健康科学大学) 

剱持 功(東海大学)

演者:大西弘高(東京大学)

平尾明美(千里金蘭大学)

石井恵利佳(獨協医科大学埼玉医療センター) 

長嶺千寿子(大浜第一病院)

14:15-15:45 パネルディスカッション5

第1会場

Gakken 企画 今どきの学びの風景~作るだけでは学びにならない。どう届けるかを考えた教育を~

学習のスタイルは時代とともに変化していきます。情報社会の中で、学習に必要な情報を入手するスタイルも変わってきたいます。学習者にとって良い教材を開発することに多くのエネルギーを注いでいますが、果たしてそれらが学習者のもとに届いているのでしょうか。漫画で学習することが当たり前になってきたように、遊びが学習になるなど学習者が何を受け入れるかによて、教材の有用性は評価されます。Youtubeなど今どきのスタイルで多くの若者らに教材を届けている方々の活動を紹介いただき、効果的な学習のあり方、いかに学びの機会を届けるかについて共有していきます。

座長:向井直人(メディカル・ケア・サービス株式会社) 

山形泰士(東京医科歯科大学病院)

演者:菊池亜季子(日本赤十字社医療センター)

看護のかげ

JO

14:45-15:45 教育講演3

第2会場

多様性を活かしたリーダーシップを発揮する人材の育成

コロナ感染症対応を経験して、既存の手段に固執せず、臨機応変な対応の重要性を学びました。組織がこのように対応していく上で、職場のリーダーがそれぞれの状況において、何がベストであるかを考え、それぞれの条件を加味した方策をチームと共有し、PDCAを回しながら進めるリーダーシップが求められています。変化に対応し、発展し続けるためには、多様性を上手に活用した組織運営が必要です。それを可能にするためのリーダーシップ力の育成について、組織のリーダーに関する研究をおこなっている講師の講演を頂きます。

座長:郷間 徹(堺市立総合医療センター)

演者:保田江美(国立保健医療科学院)

16:00-17:00 教育講演4

第1会場

今、求められる教育の在り方

できる医療者の育成を目指すうえで、多様に存在する学習の場、機関、状況の影響があるといわれます。様々な条件を加味して学びを創造していく必要があります。医療者としての専門教育を、エキスパート教育、大学院教育として受け、臨床で一般看護師の実践から高度な実践までを経験し、基礎教育における教員経験を持つ講師より、より良い学びを付きり続けるために必要なこと、大事なことについて講演を頂き、医療者を対象とする教授システムへの期待を今後の可能性として学んできたいと思います。

座長:臼井いづみ(千葉大学)

演者:西塔依久美(順天堂大学)

16:00-17:00 座談会

第2会場

これからの教授システムへの期待

インストラクショナルデザインが医療者教育に有用であることの理解が進む一方で、医療の質の向上に寄与するという本来の目的により近づきたいという願いから、これからの教授システムへの期待をよりフランクなディスカッションを通して課題を探ってみたいと思います。演者も参加者も何かを準備した形ではなく、日頃の疑問や期待などを持ち寄って対話する場としてディスカッションします。

演者:松本尚浩(NexWel恵那地域笑顔共創クリニック)

淺香えみ子(東京医科歯科大学病院)

17:10-17:30 閉会式/表彰式

第1会場

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